スタン落ちする君へ ①
2012年10月2日 テゼレット コメント (2)いよいよスタンもローテーション目前となりました。
スタン落ちで好きだったカードトップ10でも書こうと思ったけど、
今回はどうやっても《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》がダントツで好き過ぎたので、主要な大会で使ったリストと共に《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》との思い出を書こうかと。誰得仕様ですいませんね。
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》ほど愛したカードは今まで他にないです。初めて手にとったその瞬間からカードのかっこよさに惚れ惚れした。
このカードは出てから落ちるまでずっと特別流行することなく、一部の物好きが使う通好みなカードという印象だった。そういうところもよかった。
俺は流行のカードはなんとなく使う意欲が失せてしまうため、いつでも待っていてくれる《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》は特別な存在であった。
カード自体も非常に強力で、ひたすらプラス能力を使いつつ場をコントロールする時もあれば、マイナス能力で5/5を作り相手を瞬殺する時もあり、また一度プラスからの奥義で一気に持っていくときもあり、非常に「掴みにくい」カードであると思う。
普通のデッキであれば入れる必要の無いアーティファクトをそれなりに入れる必要があるという、いわばデメリット持ちではあるが、それを補って余りある強さと魅力がテゼレットにはあった。
LMC千葉336th 6-1-1
4《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M11)》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《島/Island(MBS)》
2《沼/Swamp(MBS)》
2《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
2《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》
4《定業/Preordain(M11)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
4《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
1《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》
4《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
1《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
4《ボーラスの工作員、テゼレット(MBS)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
1《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》
2《強迫/Duress(M11)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
4《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
4《記憶殺し/Memoricide(SOM)》
2《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
発売直後《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を2000円で4枚購入し、デッキ組んで初めての大会。たしか久々の公式大会で、しかも優勝できてとても嬉しかった。
この頃はまだチャピンのグリクシスとマーティンジュザの《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》を使ったレシピくらいしかネットに出回っておらず、
チャピンのデッキは土地バランスもハテナでなんとなく弱そうで、ジュザのデッキは本当に《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》デッキという感じがして(たしかジェイスも3枚で個人的に意味不だった)好きになれなかったので1から作った。
基本的に3ターン目にPWという動きがあまりに最強であり、当時トップメタだったヴァラクートも《稲妻/Lightning Bolt》を持っていなければ墨蛾5点×2で簡単に勝てた。
また、対カウブレードは「ジェイスゲー」だったわけだが、こちらにはジェイスと互角かそれ以上の強さのテゼレットまでも4枚入っているため、
普通であればありえない「4ターン目にジェイスぶっぱ」という初心者プレイがむしろ当たり前に出来た。うっかりカウンターがなくて通ってしまえば普通にジェイスゲーで勝ってしまうし、カウンターされても、相手はほとんどの場合返しでジェイスを出してくるので、さらに返しでテゼレットをプレイし相手のジェイスを殴り殺し、勝つという黄金パターンがあった。
なのでNPH発売前においてはこの青黒テゼレットというアーキタイプが環境最強だという自信があった。
LMC代々木337th 7-1-1
1 銀のマイア/Silver Myr
2 先駆のゴーレム/Precursor Golem
3 墓所のタイタン/Grave Titan
1 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
4 永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
4 太陽の宝球/Sphere of the Suns
4 転倒の磁石/Tumble Magnet
1 精神隷属器/Mindslaver
4 定業/Preordain
2 破滅の刃/Doom Blade
1 喉首狙い/Go for the Throat
1 黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith
4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
4 ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
4 島/Island
2 沼/Swamp
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores
4 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
4 漸増爆弾/Ratchet Bomb
3 瞬間凍結/Flashfreeze
3 記憶殺し/Memoricide
2 黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith
2 強迫/Duress
1 決断の手綱/Volition Reins
前週に引き続きLMCにお邪魔したらうっかりまた優勝してしまった。
この時のレシピは「3ターン目PW」にとにかく力を入れ、《銀のマイア/Silver Myr》までも採用したのをよく覚えている。
果たして《銀のマイア/Silver Myr》をスタンダード環境で使った人がどれだけいるだろうか?
《銀のマイア/Silver Myr》は大会後すぐに抜いたけど。すぐ抜いた。
PTQフィラデルフィア@千葉 4-2
3《呪文滑り》
4《聖句札の死者》
4《ファイレクシアの抹消者》
2《ファイレクシアの変形者》
2《ワームとぐろエンジン》
2《バジリスクの首輪》
4《太陽の宝球》
2《倦怠の宝珠》
4《喉首狙い》
4《転倒の磁石》
4《ボーラスの工作員、テゼレット》
4《忍び寄るタール坑》
4《闇滑りの岸》
3《水没した地下墓地》
14《沼》
4《強迫》
4《黒の太陽の頂点》
3《記憶殺し》
1《破滅の刃》
2《倦怠の宝珠》
1《呪文滑り》
《聖句札の死者/Phylactery Lich》と《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》が使いたくて作った重打線デッキ。
色マナの関係上《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を入れることができなかったのが痛かった。
そういう点で《聖句札の死者/Phylactery Lich》と《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》の見えないデメリットは非常に大きい。
かっこいいデッキだとは思ったが、結果はあと一歩付いてこなかった。
番外編
4《謎鍛冶/Riddlesmith(SOM)》
2《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
1《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler(MBS)》
4《定業/Preordain(M11)》
1《オパールのモックス/Mox Opal(SOM)》
1《通電式キー/Voltaic Key(M11)》
4《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》
4《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》
4《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
3《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》
4《類似の金床/Semblance Anvil(SOM)》
1《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》
2《ボーラスの工作員、テゼレット(MBS)》
3《時の逆転/Time Reversal(M11)》
16《島/Island(NPH)》
1《沼/Swamp(NPH)》
現代のMOMAだ。
わりと本気で日本選手権本戦をこれで戦いたいと思っていたが、安定性の壁は厚かった。
ただここ最近のスタンダードのデッキでこのデッキほど回していて面白いデッキは見たことがない。
ただこのデッキにおける《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》はあくまでフィニッシュ手段にすぎないのだが。
日本選手権以降は②で書く予定。
スタン落ちで好きだったカードトップ10でも書こうと思ったけど、
今回はどうやっても《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》がダントツで好き過ぎたので、主要な大会で使ったリストと共に《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》との思い出を書こうかと。誰得仕様ですいませんね。
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》ほど愛したカードは今まで他にないです。初めて手にとったその瞬間からカードのかっこよさに惚れ惚れした。
このカードは出てから落ちるまでずっと特別流行することなく、一部の物好きが使う通好みなカードという印象だった。そういうところもよかった。
俺は流行のカードはなんとなく使う意欲が失せてしまうため、いつでも待っていてくれる《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》は特別な存在であった。
カード自体も非常に強力で、ひたすらプラス能力を使いつつ場をコントロールする時もあれば、マイナス能力で5/5を作り相手を瞬殺する時もあり、また一度プラスからの奥義で一気に持っていくときもあり、非常に「掴みにくい」カードであると思う。
普通のデッキであれば入れる必要の無いアーティファクトをそれなりに入れる必要があるという、いわばデメリット持ちではあるが、それを補って余りある強さと魅力がテゼレットにはあった。
LMC千葉336th 6-1-1
4《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M11)》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《島/Island(MBS)》
2《沼/Swamp(MBS)》
2《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
2《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》
4《定業/Preordain(M11)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
4《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
1《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》
4《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
1《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
4《ボーラスの工作員、テゼレット(MBS)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
1《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》
2《強迫/Duress(M11)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
4《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》
4《記憶殺し/Memoricide(SOM)》
2《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
発売直後《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を2000円で4枚購入し、デッキ組んで初めての大会。たしか久々の公式大会で、しかも優勝できてとても嬉しかった。
この頃はまだチャピンのグリクシスとマーティンジュザの《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》を使ったレシピくらいしかネットに出回っておらず、
チャピンのデッキは土地バランスもハテナでなんとなく弱そうで、ジュザのデッキは本当に《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》デッキという感じがして(たしかジェイスも3枚で個人的に意味不だった)好きになれなかったので1から作った。
基本的に3ターン目にPWという動きがあまりに最強であり、当時トップメタだったヴァラクートも《稲妻/Lightning Bolt》を持っていなければ墨蛾5点×2で簡単に勝てた。
また、対カウブレードは「ジェイスゲー」だったわけだが、こちらにはジェイスと互角かそれ以上の強さのテゼレットまでも4枚入っているため、
普通であればありえない「4ターン目にジェイスぶっぱ」という初心者プレイがむしろ当たり前に出来た。うっかりカウンターがなくて通ってしまえば普通にジェイスゲーで勝ってしまうし、カウンターされても、相手はほとんどの場合返しでジェイスを出してくるので、さらに返しでテゼレットをプレイし相手のジェイスを殴り殺し、勝つという黄金パターンがあった。
なのでNPH発売前においてはこの青黒テゼレットというアーキタイプが環境最強だという自信があった。
LMC代々木337th 7-1-1
1 銀のマイア/Silver Myr
2 先駆のゴーレム/Precursor Golem
3 墓所のタイタン/Grave Titan
1 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
4 永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
4 太陽の宝球/Sphere of the Suns
4 転倒の磁石/Tumble Magnet
1 精神隷属器/Mindslaver
4 定業/Preordain
2 破滅の刃/Doom Blade
1 喉首狙い/Go for the Throat
1 黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith
4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
4 ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
4 島/Island
2 沼/Swamp
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores
4 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
4 漸増爆弾/Ratchet Bomb
3 瞬間凍結/Flashfreeze
3 記憶殺し/Memoricide
2 黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith
2 強迫/Duress
1 決断の手綱/Volition Reins
前週に引き続きLMCにお邪魔したらうっかりまた優勝してしまった。
この時のレシピは「3ターン目PW」にとにかく力を入れ、《銀のマイア/Silver Myr》までも採用したのをよく覚えている。
果たして《銀のマイア/Silver Myr》をスタンダード環境で使った人がどれだけいるだろうか?
《銀のマイア/Silver Myr》は大会後すぐに抜いたけど。すぐ抜いた。
PTQフィラデルフィア@千葉 4-2
3《呪文滑り》
4《聖句札の死者》
4《ファイレクシアの抹消者》
2《ファイレクシアの変形者》
2《ワームとぐろエンジン》
2《バジリスクの首輪》
4《太陽の宝球》
2《倦怠の宝珠》
4《喉首狙い》
4《転倒の磁石》
4《ボーラスの工作員、テゼレット》
4《忍び寄るタール坑》
4《闇滑りの岸》
3《水没した地下墓地》
14《沼》
4《強迫》
4《黒の太陽の頂点》
3《記憶殺し》
1《破滅の刃》
2《倦怠の宝珠》
1《呪文滑り》
《聖句札の死者/Phylactery Lich》と《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》が使いたくて作った重打線デッキ。
色マナの関係上《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を入れることができなかったのが痛かった。
そういう点で《聖句札の死者/Phylactery Lich》と《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》の見えないデメリットは非常に大きい。
かっこいいデッキだとは思ったが、結果はあと一歩付いてこなかった。
番外編
4《謎鍛冶/Riddlesmith(SOM)》
2《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
1《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler(MBS)》
4《定業/Preordain(M11)》
1《オパールのモックス/Mox Opal(SOM)》
1《通電式キー/Voltaic Key(M11)》
4《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》
4《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》
4《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
3《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》
4《類似の金床/Semblance Anvil(SOM)》
1《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》
2《ボーラスの工作員、テゼレット(MBS)》
3《時の逆転/Time Reversal(M11)》
16《島/Island(NPH)》
1《沼/Swamp(NPH)》
現代のMOMAだ。
わりと本気で日本選手権本戦をこれで戦いたいと思っていたが、安定性の壁は厚かった。
ただここ最近のスタンダードのデッキでこのデッキほど回していて面白いデッキは見たことがない。
ただこのデッキにおける《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》はあくまでフィニッシュ手段にすぎないのだが。
日本選手権以降は②で書く予定。
コメント
まぁいつも負けていましたねww今となっては良い思い出です
そうなんですかー。俺もなにげに後半になるにつれ勝てなくなりましたwテゼレット難しくて楽しい!